<2026年 スイーツトレンド>注目のキーワードは“ヘルシー × 映え”

 

こんにちは、ぐるなびデータライブラリ編集部です。
本編集部では、ぐるなびが行った飲食店アンケートや、データサービス「ぐるなびデータライブラリ」のデータを元に、トレンド予想やメニューの分析を行っております。

今回は、毎年恒例の「スイーツ」を特集します。昨年は、海外での「MOCHI」人気を背景にわらび餅などの和スイーツが見直され、また韓国経由でSNSを通じて広がった「ドバイチョコ」が注目を集めました(昨年の記事はこちら)。今年はどのような傾向が見られるのか、最新データをもとに見ていきます。

不動の人気!あらゆるシーンで愛され続ける王道スイーツ

まずは、国内飲食店で定番人気となっているスイーツ上位20位を、ぐるなび掲載店舗での取扱指数*から見ていきましょう。
※取扱指数…指定キーワードについて、特定時点の全店舗数における取扱店店舗数の割合を表す数値。特定時点で1,000店舗あたり何店舗存在するかという指標

※ぐるなびメニュー掲載店舗で取り扱われているメニューデータの中でスイーツに該当するメニューの取扱指数平均(2025年3月~2026年3月)上位メニューをランキングで記載。

上位には「チョコ」(1位)「バニラアイス」(2位)「パイ」(3位)など、世代や性別を問わない王道メニューが並びました。なかでもアイス系が5つランクインしているのは、仕込みの負担が少なく通年で提供しやすいうえ、パフェなどへのアレンジも効くという飲食店側の運用メリットが大きいためだと想定されます。
また「杏仁豆腐」(13位)「わらび餅」(17位)「ごま団子」(20位)などアジア系のスイーツも安定してランクインしており、あっさりとした口当たりのスイーツが定番枠として根強く支持されている様子もうかがえます。

「和」と「アイス」が2大トレンド

続いて、この1年で取扱指数の増加率が高かったスイーツメニューの上位ランキングを紹介します。直近12か月で特に注目を浴びた、“今まさに伸びているスイーツ”が見えてきます。

※ぐるなびメニュー掲載店舗で取り扱われているメニューデータの中から、スイーツに該当するメニューの直近12か月分の取扱指数の前月からの増加率を平均し、上位メニューをランキングで記載。

「ようかん」(6位)「抹茶プリン」(7位)「いちご大福」(8位)など、和素材のメニューが上位に多数ランクインしました。昨年は収束、と見ていた和スイーツですが、ここにきて再び勢いを取り戻しています。あんこや抹茶、白玉といった素材を使ったメニューが幅広く伸びており、和の素材が改めて支持されている様子がうかがえます。
もう一方で、「白桃シャーベット」(1位)「焼きアイス」(4位)「白玉アイス」(10位)など、アイスのバリエーションが広がっている点も特徴です。定番のバニラやチョコだけでなく、フルーツのフレーバーや、焼きアイスのような食感に変化をつけたものまで登場しています。

進化系「シュークリーム」に注目!

中を空洞に焼き上げた生地に、クリームを詰めたフランス発祥の洋菓子。日本でもすでに人気スイーツとして定着していますが、昨今、進化系専門店のオープンや、シュークリームをドリンクにアレンジしたメニューが登場して再注目されています。生地にフレーバーを練り込みカラフルに仕上げたものや、フルーツをトッピングしたもの、他のスイーツと掛け合わせたハイブリッド系など、さまざまなスタイルが登場しています。また、注文を受けてから目の前でクリームを注入する店舗なども話題になっています。

和スイーツが「ヘルシー×映え」で再ブレイク

今回のランキングから、スイーツに対する現在の消費者ニーズが大きく2つあることが見えてきました。ひとつは「スイーツにもヘルシーさを求めること」、もうひとつは「SNSでシェアしたくなるビジュアル」です。和スイーツが伸びている背景には、あんこや抹茶などのヘルシーな印象と、和ならではの彩りの美しさ、つまりビジュアルの美しさ、があります。この2つのニーズを一度に満たせるのが、和スイーツならではの強みです。一見相反するように見える「健康」と「映え」ですが、それを両立できるかどうかが、これからのスイーツ人気を左右していくのかもしれません。

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