【2026年 アルコール飲料特集】最新データから読み解くトレンドを分析

 

こんにちは、ぐるなびデータライブラリ編集部です。
本編集部では、ぐるなびが行った飲食店アンケートや、データサービス「ぐるなびデータライブラリ」のデータを元に、トレンド予想やメニューの分析を行っております。
今回は「アルコール飲料」特集です。

昨年の記事では、福岡あまおうや日向夏、カボスなどを使ったフルーツベースのサワー・カクテルが伸長。華やかな味わいや見た目を楽しむドリンクに注目が集まりました。
今年はどのような傾向が見られるのか、最新データをもとに見ていきましょう。

  • 定番の顔ぶれは今年も安定
  • フルーツ人気は継続、和酒・食中酒にも広がり
  • テぐるなび注目メニュー「日本酒ハイボール」
  • 定番の安心感と、個性で選ばれる一杯が共存

定番の顔ぶれは今年も安定

まずは、飲食店で取り扱われている定番のアルコール飲料について、取扱ランキング上位20位をご紹介します。
※取扱指数とは、指定キーワードについて、特定時点の全店舗数に占める取扱店舗数の割合を、1,000店舗あたりで示した指標です。

※ぐるなびメニュー掲載店舗で取り扱われているメニューデータの中で、アルコールに該当するメニューの取扱指数平均(2025年8月~2026年8月)上位メニューをランキングで記載。

昨年と同様、上位には料理や利用シーンを選びにくい定番が並びました。サワーやお茶割りも、食事に合わせやすい「いつもの一杯」として定着していることがうかがえます。
カシス系は割り方の異なる3品がランクイン。目的別に選べる品ぞろえは、顧客が好みに合った一杯を見つける助けになりそうです。

フルーツ人気は継続、和酒・食中酒にも広がり

続いて、直近12カ月で取扱指数の増加率が高かったアルコール飲料を見ていきましょう。

※ぐるなびメニュー掲載店舗で取り扱われているメニューデータの中から、アルコールに該当するメニューの直近12カ月分の取扱指数について、前月からの増加率を平均し、上位メニューをランキングで記載。

昨年は増加率上位の約半数をフルーツ系が占めました。今年も1位「シャインマスカットサワー」をはじめ果実系の人気は続いていますが、産地や品種を具体的に打ち出したメニューが目立ちます。季節感だけでなく、限定感や外食ならではのプチ贅沢を楽しむニーズがうかがえます。
昨年と比べ、今年は4位「吟醸原酒」、5位「純米本辛口」、6位「島焼酎」などの和酒や、ぽん酢サワー、コーン茶ハイといった食中酒にも伸びが分散しました。華やかさだけでなく、酒の味わいや料理との相性を基準に選ぶニーズが広がっていると考えられます。

ぐるなび注目メニュー「日本酒ハイボール」

 

日本酒を炭酸水で割り、すっきりとした爽快感を引き出した新しいスタイルのアルコールドリンクです。低アルコール志向や食中酒需要の拡大を背景に、爽快感のある和酒として注目されています。飲みやすさを意識したレモンやハーブを加えたアレンジも増加中で、和食店のみならずバル系の業態で洋風メニューとのペアリング提案も広がっており、日本酒の新しい入口として存在感を高めています。

定番の安心感と、個性で選ばれる一杯が共存

今回のデータからは、ビールやワイン、ハイボールなどの「安心して選べる定番」と、果実の品種や産地、和酒の特徴を打ち出した「選ぶ理由のある一杯」にニーズが分かれていると考えられます。昨年のフルーツ中心の傾向から、今年は味わいや料理との相性へ選択軸が広がりました。

定番に加えて、季節限定の果実系や料理との相性が伝わる和酒・食中酒があることで、選択肢にメリハリが生まれます。それぞれの味わいやおすすめの利用シーンが明確であれば、幅広い顧客が自分に合った一杯を選びやすくなるでしょう。


 

ぐるなびビッグデータ

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