【2026年】肉料理のトレンド分析|定番と人気メニューから読み解く変化



こんにちは、ぐるなびデータライブラリ編集部です。
本編集部では、ぐるなびが行った飲食店アンケートや、データサービス「ぐるなびデータライブラリ」のデータを元に、トレンド予想やメニューの分析を行っております。

今回は「肉料理」の特集です。昨年の同特集では、卸値の安定を背景に、鶏肉メニューの人気が続く可能性について取り上げました(昨年の記事はこちら)。
今年はどんな肉料理が注目を集め、どんな動向が見られるのか、データから分析していきます。

 

揚げ物・焼き物が軸となる、外食の定番肉メニュー

まずは現在の定番ラインナップを取扱指数*が高い順で見ていきます。調理法としては「揚げる」「焼く」が中心であることが分かります。

* 取扱指数…指定キーワードについて、特定時点の全店舗数における取扱店店舗数の割合を表す数値。特定時点で1,000店舗あたり何店舗存在するかという指標

※ぐるなびメニュー掲載店舗で取り扱われているメニューデータの中で肉料理に該当するメニューの取扱指数平均(2025年3月~2026年3月)上位メニューをランキングで記載。

昨年5位だったユッケが3位に浮上していますが、上位の顔ぶれは昨年と大きな変化はなく、定番メニューの安定感が引き続き見られます。特に、から揚げ(1位)は不動の人気です。
昨年注目した鶏肉メニューの存在感は引き続き強く、から揚げ、つくね、焼鳥、チキン南蛮など複数がランクインしています。

また、しゃぶしゃぶやすき焼き、ローストビーフといったやや特別感のあるメニューも引き続きランクインしており、身近なメニューと共に「少し特別なシーン向け」メニューも定番としてランクインしています。

手軽さと、定番プラスひと味がキーワード

次に、ここ1年で飲食店での取扱が増えた、人気の肉料理を紹介します。

※ぐるなびメニュー掲載店舗で取り扱われているメニューデータの中から、肉料理に該当するメニューの直近12か月分の取扱指数の前月からの増加率を平均し、上位メニューをランキングで記載。

既存の定番メニューをベースにしながら、食べ方や味付けに変化を加えたメニューが多くランクインしました。
チキンスティック(1位)やベーコン串(9位)といった片手で食べられる手軽な肉料理のほか、にんにくカルビ(4位)や照り焼きハンバーグ(5位)、チーズインハンバーグ(6位)のように、定番メニューにひと味アレンジを加えたメニューが多くランクインしています。
定番ランキングと比較すると、主菜としてのボリュームよりも、つまみや軽食としての取り入れやすさが重視されているようです。

 

パン・ご飯系とも相性がいい「ビーフシチュー」に注目

牛肉をデミグラスやブイヨンでじっくり煮込んだ洋風料理「ビーフシチュー」。寒い時期の定番料理として定着していますが、近年は冬以外の時期でも話題になることが多く、バーガー・おにぎり・パイなど、従来のスープスタイルの形式に留まらないアレンジを加えたメニューも登場しています。
また、継続するレトロブームの影響で老舗洋食店の定番ビーフシチューも再評価されていて、2025年夏頃から飲食店での取り扱いも上昇傾向の注目のメニューです。

定番をどうアレンジするかがブームの決め手

ここ1年の人気メニューやビーフシチューへの注目にも共通しているのは、食べ方のスタイルアレンジ、味+ひと味アレンジなど、定番にいかにアレンジを加えるか、がポイントになっていることが分かる結果となりました。
揚げや焼きが中心だった定番・人気ランキングですが、今回のビーフシチューのように「煮る」肉メニューも注目を浴びている今、調理法アレンジの進化にも注目です。

ぐるなびビッグデータ

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