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こんにちは、ぐるなびデータライブラリ編集部です。
本編集部では、ぐるなびが行った飲食店アンケートや、データサービス「ぐるなびデータライブラリ」のデータを元に、トレンド予想やメニューの分析を行っております。

今回は、昨年も特集した「調味料」のトレンドを紹介します(昨年の記事はこちら)。昨年は調味料でも進むグローバル化として、各国の珍しいスパイス人気を紹介しました。この1年でどんな変化が起きたのか、詳しく見ていきましょう。

“酸味系”の調味料が定番人気

まずは全国のぐるなび登録飲食店における、取扱指数が高い調味料ランキングを紹介します。ここから、飲食店で扱う定番の調味料が分かります*。

*集計は、ぐるなびデータライブラリで採用している取扱指数を基準にしています。取扱指数とは、指定キーワードについて特定時点の全店舗数における取扱店店舗数の割合を表す数値で、特定時点で1,000店舗あたり何店舗存在するかという指標です。
*ぐるなびメニュー掲載店舗で取り扱われているメニューデータの中で調味料に該当するメニューの取扱指数上位メニューをランキングで記載。

定番人気の調味料の多くは、「レモン」(1位)や「酢」(3位)を筆頭に、さっぱりとした味わいを演出してくれる酸味系が多いようです。そのほか「バター」(5位)や「バニラ」(6位)「黒糖」(18位)といった、料理にコクをもたらす調味料の人気も明らかに。

主役級の洋風調味料がトレンド

次に、昨年と比べて取扱指数の増加率が高かった調味料をランキングでご紹介します。ここから、この1年でどんな調味料・味付けがトレンドを牽引したかが分かります。

*ぐるなびメニュー掲載店舗で取り扱われているメニューデータの中から、調味料に該当するメニューの取扱指数を、2023年9月と2022年9月の数値で比較し、増加率上位メニューをランキングで記載。

※1 唐辛子をベースにした北アフリカ発祥のペースト状の辛味調味料
※2 ハーブやスパイスに塩や他の調味料をミックスした、ミックススパイスの総称
※3 フランス料理の基本的なソースのひとつでさ、溶かしたバターに小麦粉と牛乳を少量ずつ加えて作るソース
※4 清涼感とピリッとした辛味が特徴のショウガ科に属する多年草のスパイス


調味料の味そのものが主役になるというよりも素材を引き立てる立ち位置が大半の「和」の調味料は相変わらず多くランキング入りしています。
注目は「バジルマヨ」(7位)や「グレイビーソース」(10位)、「ベシャメルソース」(12位)、「マヨネーズソース」(15位)といった洋風調味料。昨年の特集時にはほとんど上位に入っていなかった洋風調味料・ソースが、今年は4つもランクインしています。洋風調味料は料理そのものの味を左右しかねない濃いめの味付けが多いのが特徴なので、この1年でトレンドになった料理の系統や傾向もここから見えてきます。

ぐるなび注目の調味料は、栄養価の高い「はちみつ」

近年の健康志向ブームで、はちみつのその栄養価の高さが改めて注目されており、8月3日「はちみつの日」にちなんだイベントが開催されるなどの盛り上がりを見せています。
そもそも「はちみつ」とは、ミツバチが花の蜜を採集し、巣の中で加工・貯蔵し、水分を蒸発させた蜜のことで、パンにかけたりヨーグルトに入れたりして食べるのが一般的。昨今は料理にコクを出すために砂糖の代わりに使われることも多くなってきていますよね。

洋風調味料人気は、新たな料理・味わいにつながる可能性

昨年の和風調味料のトレンドは「とんこつ系」や「味噌系」など、和風ながら味の主張が強い調味料がトレンドになっていましたが、今年は、ヘルシーながら素材の味を引き立たせる和風調味料が人気でした。一方、料理の味を左右する主役級の洋風調味料・ソース人気は、海外の珍しいスパイスが注目されていた昨年から進化して、より新たな海外の料理・味わいを求める風潮が強まっているということなのかもしれません。