こんにちは、ぐるなびデータライブラリ編集部です。
本編集部では、ぐるなびが行った飲食店アンケートや、データサービス「ぐるなびデータライブラリ」のデータを元に、トレンド予想やメニューの分析を行っております。
今回は、サラダ特集です。昨年は栄養素が豊富なアボカドに注目しましたが(昨年の記事はこちら)、今年は一体どんな素材やポイントがトレンドを生み出していくのでしょうか。ぐるなびの独自データから、その傾向とトレンドを分析していきましょう。
定番人気は大きな変化なし。素材押しのメニュー名が◎
まずは、飲食店における定番人気のサラダメニューの上位20位を見ていきます。ぐるなび掲載店舗に登録されている飲食店における「サラダ」に該当するメニューの取扱指数*から計測します。
*取扱指数…指定キーワードについて特定時点の全店舗数における取扱店店舗数の割合を表す数値で、特定時点で1,000店舗あたり何店舗存在するかという指標です。
※ぐるなびメニュー掲載店舗で取り扱われているメニューデータの中でサラダ系に該当するメニューの取扱指数平均(2024年11月~2025年11月)上位メニューをランキングで記載。
取り扱いが多いサラダは、昨年とほぼ変わらないランキングとなりました。味付けやドレッシングよりも、メインで使っている素材がわかりやすいサラダが定番にランクインしやすい傾向です。
和素材サラダが引き続きトレンド。ポテサラ人気も継続
次に、ここ1年におけるサラダのトレンドを分析します。昨年と比べて取扱指数の増加率が高いメニューをランキングで紹介します。
※ぐるなびメニュー掲載店舗で取り扱われているメニューデータの中から、サラダに該当するメニューの直近12か月分の取扱指数の前月からの増加率を平均し、上位メニューをランキングで記載。
昨年に引き続き、和の素材・味付けのサラダが多くランクイン。特に「きゅうり」を使ったサラダが3つ入っています。
「和風ポテトサラダ」(7位)は2年前より3年連続でランクインしており、「燻製ポテトサラダ」や「明太ポテトサラダ」など、定番人気で常に上位にいる「ポテトサラダ」の和風アレンジ人気が顕著です。
ぐるなび注目は「ジャパニーズハーブ」
ジャパニーズハーブとは、日本古来の香草全般のこと。代表的なものとして大葉・せり・みょうが・三つ葉などが挙げられます。
日本では薬味や香り付けに使われる食材として定着していますが、昨今の健康志向の継続やインバウンドによる和食人気で改めて注目されており、従来の香りや色味を楽しむ薬味としての使用だけではなく、メイン食材や味付けのベースとして使用されることも増えてきています。特に大葉やせりは2024年秋頃から取扱指数が上昇傾向となっており、今後注目の食材です。
香りある素材を使ったサラダがトレンドの予感
2025年の「トレンド鍋®」で発表された「アロマ鍋」にも共通するように、現在は「香り」が注目キーワードとなっています。
サラダにおいては、和の素材や味付けがトレンドになる傾向があり、これまでドレッシングなどで香りや味を加えることが主流だったサラダメニューにおいて、今後は素材そのものに着目した提案が広がる可能性があります。
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