2025年「肉料理」の傾向は? データから読み解く今年の注目ポイント



こんにちは、ぐるなびデータライブラリ編集部です。
本編集部では、ぐるなびが行った飲食店アンケートや、データサービス「ぐるなびデータライブラリ」のデータを元に、トレンド予想やメニューの分析を行っております。

今回は「肉料理」の特集です。昨年は和風味付けの肉メニュー人気が垣間見られましたが、今年はどんな肉料理が注目を集めているのでしょうか(昨年の記事はこちら)。ぐるなび独自のデータから、人気の傾向を分析していきます。

全国のぐるなび登録飲食店における、取扱指数*が高い肉料理をランキング形式で紹介します。ここから、定番人気が分かります。

* 取扱指数…指定キーワードについて、特定時点の全店舗数における取扱店店舗数の割合を表す数値。特定時点で1,000店舗あたり何店舗存在するかという指標

※ぐるなびメニュー掲載店舗で取り扱われているメニューデータの中から、肉料理に該当するメニューの2025年2月取扱指数をランキングで記載。

人気の肉料理ラインナップは昨年と大きな変動はありませんでした。鶏・豚・牛を使った肉料理がまんべんなくランクインしている印象ですが、昨年は上位20位圏外だった「蒸し鶏」(19位)など、昨年と比べて若干数「鶏肉メニュー」の割合が増えているようです。昨年も懸念されていたミートショックですが、本ランキングを見る限り、定番人気メニューへの影響は、現状はまだ見られませんでした。

上位20位のうち6割が「鶏肉メニュー」

次に、現在注目を浴びている肉料理を見てみましょう。ここ1年で飲食店での取扱が増えた肉料理を紹介します。

※ぐるなびメニュー掲載店舗で取り扱われているメニューデータの中から、肉料理に該当するメニューの直近12か月分の取扱指数の前月からの増加率を平均し、上位メニューをランキングで記載

上位20位のうち6割にあたる12個が、鶏肉を使ったメニューという結果に。
また、昨年はヘルシーな味付けの日本食メニューがほとんどでしたが、今年はソースなどパンチのある味付けが予想される海外発祥の肉料理も多くランクインしました。

あと引くスパイスの味付け「ジャークチキン」に注目!

ぐるなび注目の肉料理は、調味料に漬け込んだ鶏肉をじっくりと焼き上げたジャマイカのソウルフード「ジャークチキン」。基本の味付けは、シナモン・クローブ・ナツメッグが入った「オールスパイス」と、ジャマイカ原産の唐辛子「スコッチボネット」のスパイスミックス。 本場ジャマイカでは屋台で提供されていることが多く、お店により味付けに個性がある点も魅力のひとつです。近年では日本国内でも専門店の出店が目立ち、人気を博しています。

鶏肉人気が到来? 卸値の安定がカギ

2021年から続くミートショックをはじめ、特にこの1年の取扱増加率ランキングで垣間見られた、肉の価格高騰による影響。。特にアメリカ産の牛肉を取り扱う飲食店やスーパーへの打撃は、メディアでもしばしば取り上げられています。
そんな中比較的価格が安定している鶏肉は、飲食店はもちろん家庭の食卓でも注目の的。味付けや料理方法のバリエーションを広げる動きが、今年は活発になる予感です。

 

ぐるなびビッグデータ・データライブラリ

ぐるなびが蓄積したビッグデータから、食に関わるマーケティングや商品開発に必要なトレンド情報を引き出せる