【ビッグデータで見る食トレンド】この春、注目!じわじわ伸びている「背徳グルメ」(後編)

投稿日:2022.04.11

こんにちは、ぐるなびデータライブラリ編集部です。ぐるなびの保有するビッグデータを元に、流行の兆しがみられる「背徳グルメ」を分析している【ビッグデータで見る食トレンド】この春、注目!じわじわ伸びている「背徳グルメ」(前編はこちら)。後編では、ぐるなび会員へのアンケートから、人気の背徳系メニューを探っていきます。

 

<目次>

「肉たっぷり」「ボリューム満点」「好きなものだけ」が人気

男性では「ニンニク」、女性では「チーズ」もキー食材

ぐるなび会員へのアンケートの結果、「ギルティグルメ」(※)を食べる人は約6割に上ること、また食べる動機として「食を楽しみたい」「ストレス発散」といった理由が多いことが分かりました。
※ギルティグルメ:背徳グルメと同じく、高カロリー、高糖質など健康面への影響を気にせずに、食べることで満足感を得たり、ストレス解消などが実感できるグルメ。

では、具体的にどんなメニューが人気を集めているのでしょうか。下の表は、同じアンケート内で、ぐるなび会員に「どのようなギルティグルメを食べることが多いか」を聞いた結果です。最も多かったのは「肉をたっぷり盛り付けたメニュー」で40.3%、次いで「ボリューム満点メニュー」(38.6%)、「好きなものだけたくさん食べられるメニュー」(38.2%)となっていますが、いずれも僅差で並ぶ結果となりました。

一方、このデータを男女別に見ると、男性では3位に「ニンニクをたっぷり使ったメニュー」(34.2%)が、女性では1位に「チーズをたっぷり使ったメニュー」(43.7%)が入っており、「ギルティグルメ」として好まれるものに男女差があることが伺えます。

鍵になるのは「肉」「チーズ」「ニンニク」。そのトレンドメニューは?

ハンバーグや韓国系チーズメニューに注目

アンケート結果から、食材としては「肉」「チーズ」「ニンニク」がポイントになりそうです。そこで、それらの食材を使った昨今の人気メニュー例を見てみましょう。

まず肉について。外食では2020年にハンバーグと炊き立てごはんを売りにしたカウンターメインの人気店がオープンし、後を追ってこの1年で1人客~少人数向けのハンバーグ専門店が続々と登場しています。これらの専門店ではハンバーグそのものとごはんのクオリティが高く、卵や付け合わせの薬味などが備えられつつも、肉×ごはんを堪能するスタイルが多数。ごはんにハンバーグをのせ、卵を割って味わう昨今の進化系ハンバーグは、背徳的な要素も加わった大注目メニューと言えそうです。

続いて「チーズ」で注目したいのが、「チーズキンパ」「UFOチキン」などの韓国系チーズグルメ。「チーズキンパ」は韓国発ののり巻きの一種で、キムチを混ぜたごはんの中に、たっぷりのチーズを入れて韓国のりで巻いたもの。一般的な「キンパ」には、そぼろや卵、野菜など様々な食材が巻き込まれているのに対し、「チーズキンパ」はキムチとチーズという濃い味×ハイカロリーの組み合わせ。また「UFOチキン」は、下味を付けて焼いたり揚げたりした鶏肉の手羽元に、溶かしたチーズをディップして食べる韓国発のメニュー。いずれも東京・新大久保の飲食店で提供され、SNSなどでも話題となっています。

数年前に大ヒットした「チーズタッカルビ」などのように、このジャンルのメニューは脂肪分や塩分が多くハイカロリーなのが特徴で、「背徳グルメ」の代表格とも言えます。飲食店側にとっても韓国料理は比較的原価が抑えられることから、今後さらに取り扱いが増えていくことも予想されます。

最後に「ニンニク」については、今年ぐるなびが注目するメニューの1つとしてこちらでも紹介した「マヌルパン」がヒット中。韓国語で「マヌル」とは「ニンニク」のことで、ガーリックバターやクリームチーズを挟んだパンに、甘さが加わった濃厚かつハイカロリーなメニューで、背徳感が満載です。

長引くコロナ禍をはじめストレスフルな現代社会において、一口目からガツン!とおいしさを感じられる「背徳グルメ」は、心の健康維持に一役買っているのかもしれません。今後の動きにぜひ注目したいところです。

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